Paraphrase ver. 0.94.0

Copyright (c) 2018-2021 Koji Iigura
Released under the MIT license
https://opensource.org/licenses/mit-license.php

マルチコア対応 Forth 系言語

Paraphrase はマルチコアに対応した Forth 系言語です。
スレッド間通信もサポートしており、 並列処理も簡単に記述できます。

// サンプルプログラム： 1 から 1,000 万までの素数を数える
"prime?" :
    switch
        case 1 ==    -> false break
        case 2 ==    -> true  break
        case 2 % 0?  -> false break
        default
            true swap dup sqrt ceil >int 1+ 3 swap
            for+ dup i % 0? if swap drop false swap leave then 2 step next drop
    dispatch
;

reset-pipes

// 奇数については並列処理で調べる
[ /* scatter */  3 10000000 for+ i >pipe 2 step next ]

// 複数スレッドで検証作業（=woker thrread)
[[
    while-pipe
        dup prime? if >pipe else drop then
    repeat
]]

// gather
() 2 dup prime? if append then // 2 については、ここで調査
while-pipe append repeat { < } sort
( "numOfPrimes=%d (%d ... %d)\n" {{ @size }}, {{ @car }}, {{ last >here }} ) printf

上のプログラムの出力

numOfPrimes=664579 (2 ... 9999991)

マルチプラットフォーム対応

Windows, Linux, MacOS に対応しています。

すぐ使える：ビルド済みパッケージを使う場合

ダウンロードして解凍（展開）するだけです。
インストール不要で、すぐに実行できます。

以下のリンク（Google Drive）をクリックし、それぞれのプラットフォーム用のパッケージを入手して下さい。

https://drive.google.com/drive/folders/18c2NPG09uOakcBnqGM43bLHMD90hGxVZ

Windows 版 para-0-94-0-win.zip
Linux 版 para-0-94-0-linux.tar.gz
MacOS 版 para-0-94-0-mac.tar.gz

展開して para （Windows 版は para.exe）を実行して下さい （同梱されるファイルについては、 FILES.txt を 見て下さい）。

終了方法は、Linux や Mac の場合 Ctrl-D または Ctrl-C です。
Windows では Ctrl-Z を入力後リターンキーを押すか、Ctrl-C で終了します。

ソースコードからビルドする場合

git clone https://github.com/iigura/Paraphrase.git でクローン。
ビルド方法の詳細は、 BUILD.txt を 見て下さい。

その他

サンプルプログラムの概要は samples ディレクトリの中の SAMPLES.txt を 見て下さい。

開発者が日本人なので、質問などは日本語で OK。 Paraphrase に関する情報は Twitter ( @paraphrase_lang ) や Facebook ( Paraphrase ユーザー会 ) にて発信中です。

バグレポートや要望・質問などは Facebook の方に書いて頂ければ助かります。